※人工妊娠中絶ができる母体保護法指定施設に指定されています。
※妊娠の診断は行いますが、妊婦健診・分娩は扱いません。
低用量ピル、または低用量経口避妊薬といわれています。OCには、合成された卵胞ホルモンと黄体ホルモンという2つの女性ホルモンが含まれています。
これらのホルモンは卵巣で作られているものとほぼ同じもので、ごく少量飲むことで、妊娠を防いだり、月経にまつわる様々なトラブルを改善する効果が得られます。
妊娠や月経のコントロール以外にもたくさんのメリットがあります。月経痛や月経前からの不調からも解放され、日常生活の変化を実感することもありま
す。
副作用のほとんどのものは服用初期にみられます。服用開始してから3ヶ月以内に大部分がおさまります。
また「太るの?」「がんになるのでは?」など心配される方がいます。
しかし現在の低用量ピルはホルモン量が低いので、副作用を抑え、太ったりすることはほとんどありません。
がんについても、乳がんではピル(OC)内服の有無で差はないと言われていますし、子宮頚がんとの関連性は明らかでないと報告されています。
OCを服用している女性では、血栓症・心筋梗塞・脳卒中になるリスクが少し高くなる
ことが指摘されています。
血栓症の「まえぶれ(初期症状)」⇒ A C H E S (エイクス=痛い)
A:Abdominal pain(激しい腹痛)…胃のあたりのひどい痛み
C:Chest pain(激しい胸痛)…鋭い胸の痛み、胸が重苦しい、突然の息切れ
H:Headache(頭痛)…突然の激しい頭痛、吐き気、手足のしびれ、舌のもつれ
E:Eye problem(視野障害)…目のかすみ、めまい
S:Severe leg pain(下肢痛)…ふくらはぎの痛み、むくみ
以上の症状が起こったら、服用を中止して、すぐにクリニックにご連絡ください。
OCの種類 | 通常料金(税込) | 学割料金(税込)(対象:学生証所有者) |
---|---|---|
★ラベルフィーユ28錠 | 2,200円 | 1,650円 |
★ファボワール28錠 | 2,200円 | 1,650円 |
マーベロン28 | 2,640円 | 2,035円 |
トリキュラー錠28 シンフェーズT28錠 アンジュ28錠 |
2,640円 | – |
★…ジェネリックです
ジェネリック医薬品は、新薬と同じ成分で作られ、薬事法に基づく色々な厳しい基準や規則をクリアしたお薬です。効果や安全性が新薬と同じだと認められてから発売されます。開発にかかる期間が新薬と比べて短い分、費用が安くなります。そのため料金を安くする事ができます。
学生さんである事が必須条件です。処方毎に学生証の確認をさせていただきます。
当院受診希望時は、電話での予約をお願いいたします。
1シート~13シートまで処方できます。
1年に一度、婦人科検診をうけて下さい。(他の病院・施設でも可)
ピル(OC)を希望される方は、医師の相談の上、処方致します。
そのため、ご予約が必要となります。診察予約は、お電話で受け付けています。
避妊をしないセックスをした、またはコンドームが破けるなど避妊に失敗した場合に、妊娠を防止する方法です。
緊急避妊には緊急避妊ピルと緊急避妊IUDがあります。
緊急避妊は、無防備なセックスが行われた後、72時間または120時間以内に行なければなりません。
いずれの方法も安全性が確立された方法です。
どの方法を選ぶかは医師とご相談ください。
(※1) ella One ®は国内未承認薬です。当院では治療に使用する目的で正式な医薬品輸入手続きを行って輸入しています。
その妊娠は、本当に望んでいた妊娠でしょうか?
パートナーは本当にあなたのことを大切に思ってくれていますか?
周囲から考えを惑わせるような雑音が聞こえ悩んでいませんか?
予定外の妊娠は、女性の心とからだに大きな負荷をかけます。
産む選択であれ、産まない選択であれ、自分のこれからの人生のプランを中心に考え、自分で決定してほしいと願っています。
人生のプランを考えるためのお手伝いをします。
中絶可能なのは21週までと法律で定められています。
※当院では妊娠10週以内までの週数のみとさせていただきます。
妊娠に至る行為を行った時が2週となります。
その後2週経過すると、尿検査で妊娠がわかります。このときは既に4週で妊娠2ヶ月になります。
〈例〉
4/1性交(妊娠2週)
⇒妊娠検査で妊娠が分かるのは4/15(妊娠4〜5週)
⇒生まれるのは12/24(妊娠10ヶ月)クリスマス・イブ
中絶可能なのは・・・8/13(妊娠21週)お盆までです
妊娠10週までの場合は静脈麻酔下での人工中絶手術となります。当院では吸引法による手術を行っています。
費用は12万前後かかります。
婚姻されている場合(または事実婚や同棲など生活を共にしている場合)は、本人および配偶者(パートナー)の同意と署名が必要です。
未婚で生活を共にしていない場合は、本人の同意のみで構いません。
本人(未成年の場合は基本的に代諾者も)の同意が必要です。
手術にむけて必要な検査(貧血・感染症・血液型)を行います。
感染予防の抗生物質を服用していただきます。
静脈麻酔にて手術を行うため、前日の夜9時以降は食事・飲水は中止してください。
手術当日に帰宅が可能ですが、麻酔の覚醒状態や手術後の状態を確認した上での帰宅となります。
世の中には100%の避妊法はないのですから、望まない妊娠や中絶を選択した自分を責める必要はありません。
ただし、繰り返さないでいただきたいのです。
その為に、妊娠・出産を希望するまでは、より確実な避妊法を一緒に考えましょう。