乳がんなどで失ってしまった、乳輪や乳頭の再建手術を行なっています。 日帰り手術で行いますので入院の必要はありません
移植:反対側の乳頭の一部を移植します。
局所皮弁 + メディカルタトゥー または皮膚移植 (植皮):乳房の皮膚の一部を組み立てて、内部に自家軟骨を埋めます。その前後にメディカルタトゥーで着色するか、色のついた会陰周辺部の皮膚を植皮します。
メディカルタトゥー:医療用の刺青をします。
皮膚移植(植皮):反対側の乳輪の皮膚や、色のついた会陰周辺の皮膚を移植します。
以上のような方法を組み合わせて、一人ひとりに合った乳輪乳頭の再建方法を提案いたします。メディカルタトゥーは自費診療になります。手術などで脱色してしまった部分に着色することもできますのでご相談ください。
副作用:手術による出血、感染、軟骨露出(放射線治療や皮膚の薄い方に起こりやすい)色調の左右差など
ワキの多汗症は治療できる病気です。ボツリヌス菌がつくる天然のたんぱく質を有効成分とする薬をワキの下に注射します。個人差はありますが、注射後2〜3日目には効果が現れ4~9か月持続しますので、年に1~2回程度の治療で汗を抑えることができます。自費診療のほか、重度の原発性腋窩多汗症と診断されれば保険診療で治療できます。妊娠中または妊娠の可能性のある方、授乳中の方は治療を受けることができません。また全身性の筋肉の脱力などの病気、アレルギー体質の方など、内服中の薬剤の種類によっては治療を受けることができませんのでご了承下さい。
1回の注射で4~9ヶ月効果が持続します。
前回の注射から4ヶ月以上間隔があいていれば、再度治療が可能です。
1回(保険診療の場合) | 23,140円 |
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1回(自費診療・麻酔クリーム有の場合) | 税込27,500円 |
1回(自費診療・麻酔クリーム無の場合) | 税込25,300円 |
【保険診療の場合】麻酔クリーム塗布〜注射終了まで、約1時間10分程度(注射時間は約5~10分程度)
【自費診療(麻酔クリーム有の場合)】麻酔クリーム塗布〜注射終了まで30分程度
【自費診療(麻酔クリーム無の場合)】麻酔クリーム塗布〜注射終了まで10分程度
※麻酔クリームを事前にお持ちの方は、予約時間の1時間前からクリームを塗布した状態で来院下さい。
片ワキにつき20〜30ヶ所程注射します。麻酔クリームを塗布し極細の針を使用しますが、多少痛みはあります。
注射した部位をもまないで下さい。また胎児や乳児に対する安全性が確立していないため、注射後2ヶ月は避妊して下さい。激しい運動や飲酒、長時間の入浴もお控え下さい。
残念ながら、ボツリヌス治療で臭いの治療はできかねます。ご了承下さい。